【東大法学部の闇】シケプリはカス【前編】
ちわす。
早速ですが、東京大学に伝統的に存在するシケプリ制度をご存知ですか?
シケプリ制度とは生徒達の間で「普段の授業をサボるためにみんなで協力しようぜ!」って感じで行われているものです。
具体的には毎回の授業に担当者が振り分けられ、その担当者は授業に出席し、その回のまとめプリントを作成するというものです。
このまとめプリントが試験対策プリント、通称シケプリと呼ばれています。
天下の東大生も授業に出たくないんです。
んで、このシケプリ制度は2年生までの前期教養の授業の間、つまり駒場にいる間は語学のクラス内で協力してやるのが普通です。
そして、この悪しき(便利な)シケプリ制度は、学部学科に進学振り分けされた後の本郷でも存在するのです。(少なくとも法学部はある。ほかは知らん。)
しかし、東大法学部のシケプリ制度は駒場のそれとは大きく内容が異なっています。
それは
1.学年全体で希望者を募り協力してシケプリを作る
2.シケプリの内容は「授業の書き起こし」
というこの2点です。
1について、法学部のシケプリ制度はシケプリ開講科目を履修者の多さを基準に決め、学年全体が協力して分担します。フリーライダーが生まれないようにうまく調整されていますが抜け道はある模様。ここで書くと抹殺されるので書きませんが、ヒントは人脈です。
そして、このシケプリ制度をクソオブクソにしているのが2のシケプリは書き起こしという特徴です。
東大法学部の授業はほかの大学の法学部と比べて前期教養のせいで授業数が少ないため内容はギチギチであり、スピードは恐ろしく早いです。
前期教養はカス。
そのせいで、授業内容がとんでもなく膨大なためまとめを作ることは事実上困難を極めています。
(まあシケプリを更にまとめた神シケプリが代々受け継がれているんですが)
そのため、書き起こしなどというお粗末なものをシケプリと呼ばなければならないのは仕方の無いことです。
ちなみにこの書き起こし、一授業で大体A4ギッチリ15枚、これが25回でだいたい400ページぐらいあります。はい、クソ。
とまあこんな感じで東大法学部は割と大変なわけです。
そして、今私は授業の録音を片手にシケプリ制作を行っております。105分の授業のうち15分の書き起こしをするのにガチで集中して2時間弱……
だいたいシケプリ完成までに20時間くらいかかるそうです。
まさか本当だとは思わなかった。
ということで今日は忙しいのでこの辺で。
次回、シケプリ制度がカスであると考える理由を書いていきたいと思います。
それでは皆様、